「あ、ハニー先輩っvv」

「あー、ちゃんっ!! めずらしいねぇ、校内で会うのー」

「ですねーvv」



今日は5時間目の時間帯にちゃんに会った。

僕は崇が用事が在るからって言って、学校に来てないから一人でいたんだけどー・・・・。

今日は晴れていたから、屋上を吹き抜ける風が気持ちよかった。



「ハニー先輩でもサボりに来るんですね」

ちゃんもでしょー?」

「一日中ここに居る先輩ほどではありませんけれどね」

「・・・何で知ってたの?」

「先輩の事なら解りますからvv」



そう言ってちゃんは笑った。



「あ、そう言えば」

「何々?」



ちゃんはポケットの中を探り始めた。

あれじゃない、これじゃない・・・・・・

そう言って途中から必死になってくるちゃんを見てると、僕は楽しい。



「あ!」

「んー?」

「はいっ、ハニー先輩どうぞっvv」



そう言って僕の手がちゃんの手につかまれて、そして手のひらに乗せられたのはー・・・・・。



「お菓子?」

「俺が作ったんですよっ!!」



そう強気で言うけれど、ちゃんの笑顔はとても柔らかかった。



「ありがとーvv」













































 reverie 
                 − 
                                    ntoxication


「ハニー先輩と俺」















































僕は手のひらからこぼれていきそうな位のお菓子と、ちゃんを交互に見つめた。

きちんと袋に包まれたお菓子は、ちゃんらしかった。

でも、これ絹ではないよねー・・・・?

・・・・・・・・まぁ、いっかvv



「これ、僕がもらってもいいのー?」

「どーぞっ。でも、他の先輩には内緒ですよ?」

「うんっ、指きりっ!!」



ちゃんが悪戯っ子みたいにウィンクして、唇に人差し指を当てながら言う。

そんなちゃんを見ながら、僕は小指を差し出した。

僕の小指と、ちゃんの小指がぎゅっ、ってなってから、離れていった。



「今、食べてもいい?」



僕も伊達にホスト部やってないもんっ!

上目遣いでちゃんを下から見上げると、少しだけ驚いたような顔をして。

そしてちゃんは笑った。



「・・・・・・ハニー先輩には敵いません」

「えへへ〜vv」



それから僕達は他愛も無い話をして。

その中で、沢山の表情のちゃんを見つけて。



「それで、俺が風邪引いたときはハルヒとか蘭花さんが看病してくれたんですよ」

「ハルちゃんと蘭花さんが?」

「はいっ! ハルヒの料理はやっぱり美味しいですよ」

「それって、ラム肉のソテーとか、キャビアのお寿司とか?」

「・・・・・・・・・・・・・いえ、ちょっと・・・・・いや、かなり質が違いますけどね」



苦笑するちゃんが可愛かった。

僕も今度、ハルちゃんに料理作ってもらおうvvって言ったら、ちゃんが。



「先輩の口に合わせるんだったら、材料は持参した方がいいですよ」



・・・・・・そうなのかなぁ?

でも、ハルちゃんの家で食べた鍋は美味しかったけどなvv

そう僕が言うと、ちゃんの顔があっという間に残念そうな顔に変わって・・・・。



「俺も行きたかったのにな・・・・」

「あれー? ちゃんはどうしていなかったのー?」

「俺、ちょっと用事が在ってその日だけ家にいなかったんですよ・・・・」



哀しそうなちゃんの顔を見るのが嫌だったから。



「・・・・・・・・・はいっ!!」



僕はちゃんの目の前にうさちゃんを差し出して言った。





















































「僕のうさちゃんあげるから、そんな顔しないで・・・・・?」





































































上目遣いをしたら、ちゃんが突然抱きついてきた。



「ハニー先輩、ありがとうっ!! 大好きっvv」

「僕もちゃんのこと、大好きだよっ!!」



僕もぎゅっ、ってしたら、ちゃんは嬉しそうに笑ってくれた。



























































「確か君の話だとこの辺りだと思うんだけどなー・・・・・」



そう言って、一人の女生徒が屋上のドアを開けた。

そして、目的の人物を見つけると、急いで持ってきていたカメラのフラッシュが何度も瞬く。



君とハニー先輩、依頼完了vv」



女生徒は来たとき以上に嬉しそうにして帰っていった。

そのカメラの中には、そっと屋上の壁に寄り添って眠るとハニー先輩の姿があった。































翌日。

口座振込みに変更したの口座には、7桁の数字が10位連なっていた。

その数字を見ながら、はにっこりと微笑んだ。



「次は双子ちゃんかな〜♪」































後書。


個人シリーズ第2弾☆
ハニー先輩でした。
難しいと改めて感じた今日この頃・・・・・。
次回は双子です。
二人同時に書くか、一人ずつ書くか、悩みどころ・・・。
ふぃー。
まぁ、気が向いたように書きますから☆



















04.10.19




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