君が言葉に滲み出る


そうさ 灯台の光を消すのさ
満たされないからこそ
腹いせに捨てるのさ

僕はつまらない痛みを掴んで
泣いている真似をした
君がまた目を逸らす

どうせ 誰も
信じることはない
きっと 明日も
取り残される薄い影

数々の生を眺め 何か見失っていく
切り札も何も持っていないのに
壊れたらまた選んで 解らないつもりになる
僕が言葉に沈み込む


そうさ 特別な光を盗るのさ
道化がいとおしくて
自惚れを歌うのさ

どうせ 何も
信じることはない
そっと 明日も
取り残される優しさ

まざまざと背を見つめて 崩れ落ちる夢現
きっかけも何も必要ないのに
戯け笑う肌の下 判らないつもりになる
君が言葉に滲み出る


怖ず怖ずと生を捧げ 何か見失っていく
切り札も何も持っていないのに
壊れても見捨てないで 解らないつもりになる
僕が言葉に滲み出る

有り触れた其れは嫌い 有り余る其れも嫌い
悲しみにくれてもかえりみず
見たことない此れが好き でも得ればもう要らない
君は言葉に沈み込む

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