返済に遅れたら
消費者金融の内側からみた事情を少しご紹介します。
消費者金融業じゃなくても、相手がお客様の商売だと必ず発生するのが、お客様 からのクレームです。 先日、支店の窓口で、先日こんなことがありました。
サラリーマンの方が、お支払い期限を延滞されて窓口に返済に来店されました。 なんだかお店に入って来たときから、ムッとしており、少し怒っているようです。 「私の会社に今日電話した○○ってのは誰だ?」
支店の業務の一つに、返済期限を過ぎたお客様に対して、電話連絡して返済をして いただくという業務があります。 このお客様に電話をしたのは、男性社員のA君でした。 男性で延滞されたお客様に連絡をするのは、彼の仕事です。
この時、お昼でA君はたまたま外出していましたので、私が代わってお客様に事情 をお伺いしたところ、「今朝Aの名前でお客様の会社に電話があったが、いつも会社 には自分宛てに電話なんてかかってこないし、自分と年代も違う男性からだったので、 借金の取立ての連絡じゃないか?と、会社の人に不審がられてしまった」とのこと でした。
確かに小さな会社だと、こういったケースもあるかもしれません。 端末でA君が連絡をした履歴を確認したところ、お客様の携帯電話に電話したのですが、 圏外か、もしくは電源が切れており、しばらく携帯電話で連絡がつかなかった為、 止むを得ず会社に連絡したようです。
会社や自宅に、こちらの社名を名乗って、トラブルになってしまったケースは過去に いくつかありましたが、今回のケースは、こちら側にミスはありません。 連絡はA君の個人名でしています。 同性のお客様に近い年齢の者が友人のように連絡するのが、ベストなのかもしれませんが、 さすがにそこまでは人員の都合もあり難しい状態です。
ただ最低限の配慮として、男性のお客様には男性社員、女性のお客様には女性社員が 連絡をしています。 最初お客様は、かなり立腹されていましたが、こちらから会社に連絡した経緯を お話して、最終的には納得していただきました。
お客様も人間ですから、ついうっかり返済期限を忘れて、延滞してしまうことも あります。 こちらとしても、できればこのような返済を促すような電話はしたくないのが本音です。